蒔絵の高級iPad ケースからアクセサリー メトロノームや蒔絵ボールペン、あかりオブジェ(経済産業省 地域資源活用に認定された事業から誕生)まで幅広いプロデュース。漆芸製作
現場の映像など情報源サイトは15年目。マスメディアで語られない「これぞ職人」達の情報を集めた漆ネット おすすめ書籍等 漆芸情報のサイトマップ

アトリエMITANIホームページ JAPAN DECOの取組み コンタクト

 
千年の歴史ある漆芸は 漆器から離れた新たな舞台で
 自由を得た
 「漆ネット」で新商品をご覧いただけます 
       お 知 ら せ
(6月12日) 海外へ出てみて感じた事 「 職人のつぶやき 」に掲載
(6月9日) アトリエMITANIが協力するWebショップ[ 漆 PRO ]オープン
(6月1日) 漆ネットが目指すことは、漆芸の技を漆器からはなれた本来のステージで考る ものづくりです
(12月28日) メトロノームの画像や映像を掲載しました ご覧下さい
 (下の方の 職人のつぶやき で掲載)
(12月22日) 漆ネット公開15年目となり 情報ページも増えましたので サイトマップを掲載
(12月14日) ブログをはじめました
(12月13日) 「漆芸に関して」 コラム
新制 「漆ネット」
(12月12日) 漆芸技術 「炭研ぎ」作業の映像を掲載 
(12月10日) 新連載 「 職人のつぶやき 」 
(12月 5日) 蒔絵作業の映像をYoutubeに掲載
(ふだん見て頂けない作業 金粉を蒔くシーンを ご覧下さい)
(11月29日) 漆ネット15周年目を経て新たな段階に入りJAPAN DECOプロジェクトを立ち上げました 
     そ の 他

経済産業省の 地域資源活用事業の認定を機に、今後は日本の財産である「漆芸装飾」で飾られた色々な商品(身近なものからハイエンドまで)様々な技術開発や商品開発成果を、市場に出す事になりました。当漆ネットにご支援を頂きました皆様の後押しがあり、ここまでこれたと大変感謝しています。
「漆ネット」の新たな展開をご期待下さい。
★漆芸のファンの皆様に「漆ネット」のサポーター募集中

 

・漆ネットが職人達の仕事場をめぐり 集める「仕事蔵 市場」

漆ネットとは 千年の歴史ある漆芸装飾技術の振興を目的とする
漆の専門技術職人達のネットワーク

装飾技術としての「漆芸の応用」の振興及び提案とPR
新分野に向けた漆芸の新製品開発や市場開拓の支援
「漆芸」に対する 専門的知見による言論  等
 
E-mail Accecc  漆芸に関してやその他色々なご意見などお気軽にメール頂きたいと思います。


  漆ネットが公開している情報の一部を紹介

 「漆芸に関して」 コラム   

灰野昭郎氏をしのぶ (予告)

なぜ 海外? (予告)

故 灰野氏の蔵書から漆芸での
足跡を感じる  等

蒔絵など漆芸技術と漆器

海外の漆芸の評価

 その他今までの投稿
 「加賀藩前田家の遺産」
 「つくり手のこだわり」
 「光悦を探る」
 「縄文の漆器」
 「日本文化が育てた蒔絵」

NHK「新日曜美術館」で取材を
され、語った 職人から見た
光悦 論の抜粋  など

アトリエMITANI Web page(旧漆ネット)
サイトマップ
 
漆や漆器Q&A
うるし通信

漆芸技術の公開シリーズ(全4)
    草花下絵和歌蒔絵(皆研出蒔絵の作例 意匠考案関係資料他 )
       サブ情報  嵯峨野明月記
    小野小町歌仙蒔絵 (色漆研出蒔絵 作例 )
    源氏絵蒔絵 文庫 (古典を題材にした蒔絵例)
    波濤図 蒔絵    (漆芸の技法や表現工夫の例)

■ 漆芸(蒔絵)の技術解説 (工程解説)
    技法解説     (テキスト)
    金粉を蒔く    (YouTube映像)
    蒔絵を描く    ( 〃   映像)
    研炭で研ぐ    ( 〃   映像)

漆芸に関する書籍紹介★嵯峨野明月記紹介文追加12/24
うるしの事  JAPANは漆? ジャパニーズラッカー??
漆ネットおすすめサイト
漆ネットが関わるプロジェクト
工芸家紹介
漆芸の技術は実際に見てこそ
■ 漆ネットが提供するわざ
職人達からのテストマーケット限定品紹介
■漆ネット独自映像製作などのサポート
 

「 職人のつぶやき 」 
「日本の工芸技術」をけんしょう(1)  (海外へ出てみて感じること)

 本当は、「検証」と書きたかったのだが、一職人が書くにしては少しはばかるのでひらがなにした。また「伝統工芸」とも書かないのも、ある思いがあるが文中では判りやすく「伝統工芸」とする。
「伝統工芸」の現状と行く末を考えるに、要点が三点あると思う。ひとつは「日本の工芸技術の特徴」また後の二点は「名品が生まれた頃の時代背景や環境」、「ものづくりの心」 これらの事は関係者だけではなく、みんなで考えなくてはならない事だと考える。
  またそれらは、伝統工芸にだけ関係する事ではなく、日本の産業や製品をつくり出す企業体質にまで及ぶ、いわば日本のものづくりの根幹に関わることではないだろうか。

 40年ほど漆の仕事に従事して来たが。筆を持ち続ける中で、時代や環境の変化を肌に感じて来たのは、20年ほども前からである。中でもものづくりのこころが伝わりにくくなってきた事も大きい変化である。精魂込めてつくるものは、つくり手の思いは当然深く、そんなこだわりを伝えたいのは自然である。
 輪島が漆器産地としての基盤が出来たのは 江戸時代からであが、交通の不便な中、海路や陸路苦労して販路を開拓した塗師屋や漆器行商の先人の功績があったからである。実は私の家も細々と江戸時代から漆の仕事を繋いで来た。寛政年間の祖が全国を回った事が古文書や書きとめた古書に残っていた。つくる現場の者が、得意先を自ら旅し注文をもらって納品をするのだから、信用が大事であり、当然ものをつくる心意気も伝わらなくては、成り立たない商いでありものづくりである。そんな産地が、仲介業者の介在で環境に変化をもたらすようになった。そこで重要な信用や品質の証は、販売業者のブランド力と作家の作歴なのである。
 そんな環境の変化に危惧し、蒔絵や漆に関わる職人の手わざのこだわりを、つくり手の立場で情報を伝えたいと考えていた。そんななかパソコンもDOS時代から使いやすいOSが出だし世の中に「インターネット」という情報を公開できる手段が生まれた。それを機にホームページを立ち上げたのがこのホームページの元である漆ネットである。
 そこで得た事は、情報を伝える事の大切さであり、その後海外に視野を持つきっかけも得たのである。(続く)

「漆芸」に新たな展開

オーストリアの装飾と日本の伝統的な装飾が組み合わさった、新たな演出がまもなく世の中に生まれます。
また、メトロノームの漆芸装飾が 音楽の世界に あるハーモニーを奏でる そんな年になるでしょう

このメトロノームは、蒔絵螺鈿の表現では日本でトップ、蒔絵の金の綺麗で繊細な技巧で有名な崎田宏 作です。氏には、蒔絵の世界を飛躍させた功績があり、この制作でも使われた貝は夜光貝。特に色合いを分けて蒔く絶妙な技により、夜光螺鈿はさらに見事に輝いています 銀河の星空に咲くコスモス

 

漂流する日本の伝統工芸商品

 日本の工芸の特徴は、日本人ならではのこだわりの技術であり、長年使われても愛着が持てる品質、決してデザインを前面に出したものではなく、使い勝手の良さから来る形状がそのままデザインになっている。カラーや見ばえではなく、シンプルなものを生活中でうまく使いこなす日本人の使う文化が、かたちを生み出していた。
 近年、伝統工芸商品も古いイメージはずす為や、商品特徴を持たすため、色々な形状も含めて営業的ブランディングが目立つ。 “はやり”を作り出しても、それは一過性のものづくりとなりものづくりの現場の混乱をもたらしているように思える。ものづくりをあらためて見直す時期ではないか。もう少し丁寧な落ち着きのあるものづくりがもっと世に出てほしい。また、外国の知人も言っていましたが、日本の器や道具類は「機能美」を感じるという。私もそこを大切にしてほしい。

 また、各見本市などでスポットが与えられた商品を見ると、品質のばらつきが目立つ。すばらしい商品もあるが、商品紹介に「伝統技術を使い今注目されているつくり手の○○○です。」と紹介されているが、その商品を実際に見ると、市場を意識した為か、つくり手側の技術の要素をいかす事より、見栄えやデザインといった、ブランディングでカバーした商品が多い。しかも製造コストよりもブランディングコストが反映してか、意外と高いのである。来場者の若者の中でも、「これが日本の伝統のものづくりなの?」ささやく声が、よく聞こえてくるようになった。
 これに関わる人達には、最近の中国商品の向上が、視野に入っているのだろうか?海外や日本のデザイン展や見本市には中国やアジアのデザイナーが非常に多く見られるようになった。JAPAN BRAD が内外で通用しているのは、マスメディアの中であり、実際市場へのアピールは弱くなっている。雑誌でもよく紙面に取上げられているが、それらは海外の現実の市場では今も昔もそのようなブランディングは、厳しいけど通用しないのが実態です。日本で関係者が高らかに唱えられるのも、あと1・2年ではないだろうか。日本の一般の消費者も「JAPAN BRAD」の多用と乱用に、気づいていると思う。現在メディアに採り上げられている商品と同等以上のものが、MADE IN CHINAと書かれたJAPAN BRAD風商品として、いつの間にか、世界に広がっていた。となるだろう。
なんと日本のものづくりを応援する為に作られたブランドが、他国のものづくりの支援をしたことに、そのとき気づくだろう。

 「伝統に新しい風を」見たいな近年の日本のものづくり風潮が、世界の人たちにどの様に映るのだろか、大変心配に思う。海外の色々な人と接点を持つ中で、日本のマスメディアやデザイン誌で伝えられている事と、海外での見方や受け止め方がずいぶん違う事がはっきりしてきた。 それよりも、化学塗料と天然塗料が混在し、質感の違いも説明できず、伝統技術に対する知識の曖昧さからか、ブランディングPRを頼りの商品PRが、マスメディアによってどんどん紹介されていく、この様な“流行”が作り上げられる事は、日本のものづくりの技術の基盤を危うくするのではと、心配している。
 その点海外のブランド商品の技術とデザインのバランスの良さは、さすがである。 メディアは、ものづくりの現場には目立たないが、貴重な技術が存在していて、それをいかす取組みが地道に息づいている事も見逃すべきではない。けれど、世界標準の視点を持つ方が、少なからずまだ日本にいるし、その人たちは欧州の会社の方や、世界のデザインや傾向をしっかり自分の目で見て確かめている方で、実業の経験を伴う方々が多く、今後を期待したい。


今年5月にヨーロッパに行ったときのルーブル美術館の広場の写真です。
今日(5日)の海外ニュースで見たのですが、美術館関係の仕事をしている人達の組合がストを行っているとかで、パリのオルセーやルーブル等に入館が出来ないらしい。 欧州では、労働等に関しては団結力があり意識がしっかりしていると思いました。やはり日本とは違いますね。

カメラの被写体には、人はなるべく入れないようにしているのですが、右の写真は、毎年日本人以外の中国や台湾韓国の人が多く見受けるようになっています。中国パワーを感じるシーンでした。5・6年前から感じているのですが、日本の影が薄くなっています。私たち日本も頑張らないと・・


スイス、チューリッヒに行ったとき朝街中を散歩した時、ふと気がつきました。
ドアのデザインが素敵なのだけれど、ドアのハンドルやノブの位置がセンターにあるのです。

押して開けるときは都合が良いのかもしれませんが、はたして内側のノブの位置は、どんな所についているのでしょう?
皆さんはご存知ですか?




これから、今まで蒔絵職人がこの「漆ネット」のホームページを立ち上げた思いや、その後歩んできた道を、みなさまに話させていただきたいと思います。私の話は少し前後し判りにくい事もあると思います。またその時々の話には、粗末なスナップですが、添えておきます。
 上の写真は、ドイツのISNYという小さいけれど素敵な町です。スイスボーデン湖も近いといえば、地理的にはお分かりになる方もあるでしょう。右の写真は、Wittner社本社:仕事の来客者との打合せ室 バックの棚には過去現在の製品や試作など色々興味ある棚でした。
ここは、Wittnerの世界的なメトロノームメーカーの本社と工場のある町です。招待を頂き訪ねました。工場を訪ねて判ったことは、ものづくりに対するこだわりです。今、今日グローバルな時代とさけばれての市場や生産の状況が再度大きく動こうとしています。市場の変化に対応する為に生産拠点を目ざとく移している会社がひとり勝ちをしているみたいです。
 私がお付き合いしている会社は、共通して信念をもって製造のこだわりを守り続けています。 ドイツのWittner社、日本の日工精機、家具デザインのAD CORE 分野は違いますが、これらの会社からものづくりの真髄を感じています。たとえば塗装のラインで言えば、機械化されている製造ラインで手作業を入れている所があります。それは、最終の研ぎ磨き作業です。過剰な熱の発生は、天然の素地や下塗りにダメージを与え、しかもそれは、納品後に生じる厄介なものなのです。AD COREのデザイナー瀬戸氏は、輪島塗の工程の最終段階の呂色(漆塗面の専門職)職人の研ぎ仕事や磨きの手わざを実際に見て、説明をせずにもすぐそのこだわりを見抜きました。 Wittnerの社長が天然のむく材 を狂わさない為の考え方は、「輪島とドイツは同じだね」と言ってもらえたことは、印象的でした。
最後にドイツISNYの町は素敵な町で、この町で工場を代々繋げている経営者家族は、町の人達から気軽に挨拶し合える、親しい存在なんだと思いました。ものづくりは町の風土を作るのでしょうね。


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日本の工芸は、確かな技術と挑むこころによる斬新な試みの歴史があります。特に漆芸は、日本固有の文化やこだわりが、繊細で緻密な技術に育て上げてきた世界に誇れる工芸技術で、日本の財産であります。
 その魅力は、100年前の万博出展で注目され世界の画家や工芸家に影響を与え、今でも世界の様々な分野から関心が持たれ、その装飾技術としての可能性にも注目されています。
  漆ネットを主宰するアトリエMITANIは6年かけて、海外で開催される見本市に出展を機会に、独自にドイツ、イギリス、スイス、フランスに出かけ、漆芸の可能性を探ってきました。そこでは低迷している日本の伝統工芸の現状には見られない“光”を感じてまいりました。
 旧漆ネットで予告をしながら長く実現が出来なかったことや、チャレンジの足どりも含めて、今後皆様に色々な情報を含めてお届けできる事となりました。 ご期待ください


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